《中国人ヤード・下》
【8月26日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=143円78銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:41,175.08(+462.30)
【8月24日:先週末の状況】
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9072.0(+11)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.1945(+0.0535)
④金:2508.4(+29.5)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤74.83(+1.82)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1350円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. : 1380円
※ニューヨーク為替引値(円)
144.37-144.41(1.89円高-1.88円高)
【8月25日:昨日の状況】
※国内銅建値1360円 (8月21日より-30円)
《中国人ヤード・下》
※雑品(と称して鉄に何らかの非鉄がくっついてさえ
いれば雑品と呼ばれていたもの)が、ただバルク船に
積まれて、中国:台州市に輸出されていた頃は、日本
国内の問屋も商社も、細かいことをな〜んにも考えず
に雑品を取り扱っていました。
※価格決定方法はいい加減なもので、鉄○○円+銅
○○円=○○円、鉄○○円+ステンレス○○円=○○
円、と、見た目で価格を判断しておりました。今思え
ば、なんとも「適当な仕事」でした。
※そもそも日本では人件費が高く、中国では人件費が
安いから、日本で解体をするより中国で解体した方が
良いと日本→中国に輸出していたのだから、中国が輸
入を禁止すれば、日本国内の雑品は価格が下がるか、
下手すればマイナスの単価=産業廃棄物になるのでは
と懸念しました。(少なくとも小生はそう思っていま
した。)
※ですが蓋を開けてみると(中国が雑品の輸入を止め
てみると)、中国で雑品を解体していた人が、ただ単
に日本に来て同じことをやっているのと大して変わら
ないのが今の状況です(中国人が中国で解体するか、
日本で解体するかだけの差)。
※2018年以前、台州・寧波地区での解体作業は労働
集約的で、いわゆる手作業が解体作業の主力でした。
※現在、日本にある中国人ヤードでは①ユンボなど重
機を使ったり、②ガス切りをしたり、③中国製のシュ
レッターを使い大まかに鉄を分け、鉄を国内で売るま
では行います。
※台州・寧波で行われていた解体作業に比べて労働集
約的ではありませんが、やっていることは同じです。
※解体が、本当に困難なもの“だけ”を、タイ・マレ
ーシア・果てはインドに輸出しているという構図です。
(おわり)
※雑線(ヤード持込):【8月25現在】
【1】ワイヤーハーネス:510円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):490円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):420円前後
【4】雑線B :300-330円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上